東京海洋大学では、2040年という誰もが想像し難い未来に向けて、東京海洋大学の進むべき中長期的な方向性を「ビジョン2040」として取りまとめ、そのアクションプランを策定し、公表しております。 ステークホルダー(学生、教職員、卒業生をはじめ、関連産業および地域の方々)を始め、東京海洋大学に関心を寄せていただくすべての方々とこの「ビジョン2040」を共有するとともに、ビジョンの実現に向けて、自主的?自律的?戦略的な体制構築及び大学運営を行っていきます。
東京海洋大学について
東京海洋大学は国内唯一の海洋系大学として「海を知り、海を守り、海を利用する」をモットーに教育研究を行い、我が国が海洋立国として発展していく中心的な拠点としての役割を果たすべく努力しています。
PHILOSOPHY本学の理念
人類社会の持続的発展に資するため、
海洋を巡る学問及び科学技術に係わる基礎的?応用的教育研究を行う。
- シンボルマークについて
- ?波を背に?海へと出航する若い?。 また、海洋への研究、情熱の進路を?の背びれで視覚化し、強く、たくましくを表現している。
- ※商標登録第4821689号
HUMAN RESOURCE DEVELOPMENT人材養成と目標
我が国が海洋立国として発展し、国際貢献の一翼を担っていくためには、国内唯一の海洋系大学である東京海洋大学が、「海を知り、海を守り、海を利用する」ための教育研究の中心拠点となって、その使命を果たす必要がある。このような基本的観点に立ち、本学は、研究者を含む高度専門職業人養成を核として、海洋に関する総合的教育研究を行い、次の能力?素養を有する人材を養成する。
- 海洋に対する科学的認識を深化させ、自然環境の望ましい活用方策を提示し、実践する能力
- 論理的思考能力、適切な判断力、社会に対する責任感をもって行動する能力
- 現代社会の大局化した諸課題について理解?認識し、対応できる実践的指導力
- 豊かな人間性、幅広い教養、深い専門的知識?技術による課題探求、問題解決能力
- 国際交流の基盤となる幅広い視野?能力と文化的素養
UNIVERSITY VISION大学像
海洋分野において国際的に活躍する産官学のリーダーを輩出する世界最高水準の卓越した大学。
Vision 2040―海洋、その先の未来へ―
- 1教育分野
- 独創的かつ実学重視の教育プログラムにより、学修成果を実感できる質の高い教育を保証するとともに、国内外の多様な組織との連携によって、インクルーシブ社会を先導する異分野融合的な総合知を備えた人材を輩出する。
- 2研究分野
- 自然と調和した持続可能な社会の実現に向けて、海洋関連産業との緊密な協働により、先進科学技術を駆使したイノベーションを創出するとともに、その社会実装を推進するための研究を行う。
- 3国際化分野
- 地球規模の教育?研究ネットワークを構築し、国内外のステークホルダーとの共創に適した環境を整備し、知と人材の集積拠点を実現する。
- 4社会?地域連携分野
- Society5.0 の実現と知識集約型社会への移行を踏まえ、国内外の地域共創拠点の醸成を主導し、社会変革や海洋産業の発展に貢献する。
- 5管理運営分野
- 高度なユニバーシティ?ガバナンス体制を確立し、法人経営のための人材育成を計画的に行う。また、様々な財源を確保し、大学が持続的に成長する経営モデルを確立する。教職員については多彩な人材を登用し、適切な育成と業績評価によって、各人が自らの能力を存分に発揮できる職場環境を実現する。