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国立大学法人 東京海洋大学

品川?越中島キャンパス腾博会官网9885海洋科学技術研究科

腾博会官网9885海洋科学技術研究科は、博士前期課程と博士後期課程の区分制博士課程とし、先端領域を切り拓く自立した高度専門職業人等を養成します。さらに、国立研究開発法人水産研究?教育機構、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人海上?港湾?航空技術研究所と連携して、教育研究の一層の充実と腾博会官网9885生の資質向上を図っています。

【受賞?表彰】川島颯太さん(修士1年)と吉田尚生さん(修士1年)が、第21回関東地盤工学研究発表会(Geokanto2024)において優秀発表者賞を受賞しました。

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2024年11月22日に開催された第21回関東地盤工学研究発表会(Geokanto2024)で、本学腾博会官网9885生の川島颯太さん、吉田尚生さんが優秀発表者賞を受賞しました。

【受賞者】
川島 颯太(東京海洋大学 腾博会官网9885海洋科学技術研究科 博士前期課程1年)
吉田 尚生(東京海洋大学 腾博会官网9885海洋科学技術研究科 博士前期課程1年)

【受賞研究のタイトルと内容】
川島 颯太
タイトル:海底鉱物資源の開発における尾鉱の海底処分に関する一考察 -尾鉱の造粒物の大きさ?密度と海底での掃流の関係の検討-
海底鉱物資源の開発における尾鉱の処分方法として、経済的かつ効率的に処分するためにキャリア物質循環方式の揚鉱システムを用いた海底埋立処分を提案した。尾鉱が粘性土であることから、台船上で脱水(高密度化)?造粒(粗粒化)処理を施し、海底へカプセル輸送し静置処分する必要がある。しかし、放置した造粒物が海底での掃流によって移動しないような粒径および密度は未検討であった。そこで、砂粒一つの力の釣り合いを考慮した岩垣の式と粗い閉管路内の流速分布を表す境界層運動方程式から、流速分布と粒子径の関係を求めた。その結果、尾鉱の造塊物は ρt= 1.5 Mg?m3 程度であれば少なくとも数mm以上に造塊すれば安定して静置できることを明らかにした。
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吉田 尚生
タイトル:ガラス粒子の粒子形状がせん断強度定数に及ぼす影響
地盤の変形を評価する際に試料の粒子形状を考慮する必要がある。破砕したガラス粒子の強度?変形特性を調べるため、相対密度Dr=60~90%,有効拘束圧50~200 kN/m2の下で三軸圧縮(圧密排水)試験を行った。その結果、せん断抵抗角が40~48°であり、球形のガラスビーズと比べて5~15°大きく、粘着力が15~30 kN/m2であった。せん断抵抗角が大きい原因は、粒子形状が角張っていることに起因すること考えられた。また角張った粒子間でのかみ合わせに起因した見かけの粘着力が発揮され、破砕したガラス粒子のせん断抵抗角の拘束圧依存性が高いことが推察された。
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写真左から)谷和夫教授、吉田さん、川島さん、野村瞬准教授

<関連リンク>
公益社団法人 地盤工学会
地盤工学会 関東支部
地盤工学会関東支部発表会GeoKanto2023
GeoKanto2024report

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