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国立大学法人 東京海洋大学

品川?越中島キャンパス腾博会官网9885海洋科学技術研究科

腾博会官网9885海洋科学技術研究科は、博士前期課程と博士後期課程の区分制博士課程とし、先端領域を切り拓く自立した高度専門職業人等を養成します。さらに、国立研究開発法人水産研究?教育機構、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人海上?港湾?航空技術研究所と連携して、教育研究の一層の充実と腾博会官网9885生の資質向上を図っています。

【受賞?表彰】加藤聖也さん(修士1年)が、第11回ZAIKEN Festaにおいて最優秀賞を受賞しました。

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2024年10月3日に開催された第11回ZAIKEN Festaで、本学腾博会官网9885生の加藤聖也さんが最優秀賞を受賞しました。本学学術研究院海洋資源エネルギー学部門?環境化学工学研究室(淵田研究室)は、多数の加工、表面分析機器(SEM、TEM、XPS、EPMA等)を備えた都内でも有数の研究施設である早稲田大学?各務記念材料技術研究所(以下、材研)との共同研究を進めており、今回はその研究成果を紹介しました。発表で使用したポスターは材研正面玄関に1年間展示されています。

【受賞者】
加藤聖也(腾博会官网9885海洋科学技術研究科 海洋資源環境学専攻 博士前期課程1

【受賞研究のタイトル】
地球化学モデルを用いた炭酸イオンを含む坑廃水中のMn沈殿機構の検討

【受賞研究の内容】
国内に存在する休廃止鉱山では今もなお高濃度の重金属を含む坑廃水が発生しており、その処理に多額のコストを費やしている。その中でも難処理元素であるマンガンの処理技術の高度化を目的に、坑廃水処理系におけるマンガン沈殿と炭酸イオンの相互作用について、地球化学コードを用いた化学反応速度解析やX線吸収微細構造解析 (XAFS)による沈殿物の分析結果に基づいて考察した。その結果、Mn-HCO3イオン種の生成によるMn(II)の酸化反応機構を明らかにした。

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<関連リンク>
早稲田大学 各務記念材料技術研究所

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