越中島キャンパス
海洋工学部
船舶の運航?機械?流通など、海上輸送に関わる実践的な工学の知識?技術を身につけ、問題解決のできるエンジニアを養成します。
【受賞?表彰】大部陽向さん(学部4年)が、第25回貨物鉄道論文賞 U-25賞を受賞しました。
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2025年12月9日に都内で開催された第25回貨物鉄道論文賞の表彰式において、本学学部学生の大部陽向さんがU-25賞を受賞しました。
【受賞者】
大部陽向(海洋工学部 流通情報工学科 4年)
【受賞研究のタイトル】
自動車部品輸送における31ftコンテナを用いたモーダルシフト促進に向けた分析
【受賞研究の内容】
日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)の貨物鉄道論文賞運営委員会が実施するこの賞は、効率的で、かつ環境にやさしい輸送機関である貨物鉄道の発展と利用促進のため、一方で、深刻化する労働力不足などの取り巻く環境の変化を敏感にとらえ、貨物鉄道に関する先進的ならびに独創的な提案?研究、鉄道を基軸とする総合物流に関する提案?研究などを顕彰することを目的としています。今回受賞した「U-25賞」は、主たる著者が25歳以下の応募論文を対象とする賞で、今年度より新たに設けられた賞です。
本論文では、31ftコンテナを有効活用できると考えられる品目として完成車メーカーの組立工場向けの自動車部品を取り上げ、自動車部品の鉄道コンテナの利用状況についての輸送量の統計や先行事例を通じた現状の把握と既存研究の結果を交えつつ、自動車部品輸送において特に評価されている要素を探りました。それらを踏まえて、自動車部品輸送において新たに31ftコンテナの利用を伴うモーダルシフトの促進を見込める都道府県間単位の区間を選定しました。
<関連リンク>
日本貨物鉄道株式会社


