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海洋工学部

海洋工学部

学部紹介

海洋工学部は「海から未来へ」を合言葉に、広く世界へ、未来へと羽ばたく逞しい若人を育てています。目指すは、実践的な工学の知識と技術を身に付け、リーダーシップを備えたプロのエンジニアです。このため海洋工学部には、「海事システム工学」「海洋電子機械工学」「流通情報工学」の3 つの学科をおき、それぞれ特色のある教育研究を行っています。海事システム工学科では国際性を備えた高度海技者としての航海士、船舶運航技術者、海事産業を支える技術者の養成に、海洋電子機械工学科では舶用総合プラントの運用技術者として高度な知識と技能を持ち、機関士のみならず、船舶、陸上のメーカーで研究開発や運用に携わる人材の養成に取り組んでいます。流通情報工学科は、国立大学で唯一の工学系の物流専門学科として、世界と日本の物流問題を工学的?数理的な観点から取り扱うことのできる技術者の養成に取り組んでいます。いずれの学科も、現実、現物、現場を重視した実学教育を実践しています。また?少人数の学部の特性を活かし、きめ細かな修学指導、進路指導により、高い就職率を誇っています。



学部長

元? 慎?

ロープ

海洋工学部とSDGsの関わり

船舶は、明治時代までは風の力を使って動く帆船でした。現代の多くの船舶は内燃機関(エンジン)によって運航されていますが、そもそも船の運航はSDGsとの整合性が非常に高いと言えます。なぜなら国から国へ、広大な海を長い時間をかけて航海する船舶は、一度航海に出てしまうと、新たに燃料や水、食糧などはなかなか供給することができないからです。今、船舶に搭載されている資源をいかに効率よく利用するか、いかに無駄を出さないか、そしていかに廃棄物を減らせるか、すなわち省エネルギーと高効率を徹底的に考え、日々、創意工夫を重ねていくことは運航者としては当然の業務であり、この考え方そのものが、SDGsの達成に繋がるものと思っています。本学部では、さまざまな企業との共同研究を通じて、SDGs達成に向けた教育?研究を行なっています。



海洋?学部の教育と関わりの多いSDGsは
?標09、?標13、?標14

海洋工学部の教育と
関わりの多いSDGsは、
?標09、?標13、?標14

9産業と技術革新の基盤をつくろう

13気候変動に具体的な対策を

14海の豊かさを守ろう

本学教員による学問のミニ講義 夢ナビ

各学科紹介

海事システム工学科

海事システム工学科伝統の「全人教育(all-round education)」、及び船舶実習、海事英語教育などの実践的な教育により、高いスキルを持った優秀な海事技術者、すなわち、1)乗船経験を活かして船舶の運航管理及び保守管理ができる船舶管理者、2)船舶の運航の視点から海事関連の機器?装置?システムの設計?開発、港湾?航路の設計?監理も含めた幅広い「ものづくり」ができる海事工学技術者、3)グローバルにリーダーシップを発揮でき、世界の海技教育をもリードするような次世代の海技士など、海事分野の次代を担うプロフェッショナルな人材の養成を目指します。

海洋電子機械工学科

船舶機関、海洋機器や海洋環境に関する問題に関心を持ち、幅広い教養と豊かな人間性とともに、機器を開発するだけでなく管理?運用するまでの幅広い技術分野において、理論と実践が調和した知識に基づいて問題を解決する能力を身につけ、国際的にも活躍できる人材としての高度専門職業人の養成を目指します。

流通情報工学科

我が国の衣食住を支える物流と、それを高度に機能させる情報システム、環境対策も含めたグローバルな経済活動の問題に関心を持ち、専門的知識を含む幅広い教養と豊かな人間性とともに、課題の理解と解決に必要な高度な技術を身に付け、国際的にも活躍できる人材としての高度専門職業人の養成を目指します。