講義?ワークショップ等の報告
第6回「高度専門キャリア形成論Ⅰ?Ⅱ」の講義報告です(H30年度)
2018.12.03
平成30年10月25日(金)、腾博会官网9885 白鷹館 多目的スペースで、
第6回高度専門キャリア形成論が開催されました。
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『就活者の自己分析と企業研究の徹底研究』
塩谷?和美 特任教授(東京海洋大学キャリア開発室)
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~何を自己分析し、どう自信を企業に売り込むのか~
*大手優良企業への志願者が殺到し競争は激しい
統計的には昨年以上の学生の売り手市場となったが、大手企業への志願者が増加して、競争倍率は高まった。事前準備をしっかり行い、短期決戦の就活で成功を勝ちとってほしい。最初の就職が最も大切。職業選択の間違いは人生で大きな禍根を残す。気を抜かず、志願企業突破を目指し最後までやり切る覚悟が必要だ。
*就職後の3年間は下積み時代。企業は即戦力を求めてはいない
学卒3年で35%の若者が退職していく。責任ある重要な仕事は入社してすぐには任されない。先ずは各職場を廻りしっかり仕事を覚えることに専念すべきだ。
*自己分析と企業研究を並行して行う
様々な角度から自己理解を深めることが重要。過去の体験から自己の強みや自己アピールを考える同時? にいろいろな業界に目を向け企業や職種を研究してみよう。自分と企業の考え(理念)と摺合せしてみて「企業が求める人材なのか」を自問自答しつつ、働き甲斐ある企業の選択を行うことだ。集中して行動と修正(DO&ACT!)を繰り返して、毎週の進捗を実感することが就活成功に繋がる。
?*他者が自分を評価することを知ろう
自分自身の強い思い込みや決めつけは逆効果となる。売り込める自分らしさや経験談を企業が評価して初めて採用に繋がるのだ。あなたの考え方や言葉に共感してもらえるのかを第3者に客観的に判断してもらうことも大切。明るさ?実直さ?好奇心?挑戦心?粘り強さなど売り込める要素は多岐にわたる。海洋大らしさを前面に押し出して、仕事に対する夢や、夢を現実にする情熱を表現しよう。
自分を客観的に評価する第3者としての意見をキャリア開発室に求めるのも一法です。
『備えあれば憂いなし』寸前で焦って選択を誤ることのないよう、しっかり準備しよう!
今回の講座には76名の参加がありました。?
以上